ダイコー精機は、粉砕機「DAS」を中心に、粗砕機・混合機・振動ふるい機まで自社で開発・製造するメーカーです。
本記事では、プラスチックの粉砕・破砕におけるダイコー精機の得意領域やアフターサポート体制を掘り下げているほか、製品ラインナップや会社概要なども掲載しています。
1963年に粉砕機の試作へ着手し、登録商標「ダイコー」として販売を開始したメーカーです※1。粉砕機DASのほか、粗砕機(アリゲータⅡ)・混合機・振動篩機・周辺機器までを自社で開発・製造しています。粗砕から粉砕、混合といった工場内リサイクルの前後工程を、同じメーカーでそろえられる点が強みです。
粉砕機DASは、小型のDAS-14型(1.5kW)から大型のDAS-120型(75kW)まで機種を展開しています。カッター有効口径は140×140mmから1,200×500mmまでそろっており、処理量や設置スペースに合わせてモデルを選べます。
成形工場で発生するランナー・端材・成形不良品などを再粉砕し、再生材として工場内で再利用する目的に向いています。DASシリーズは小型から大型まで機種がそろっているため、処理物の大きさや必要な処理量に応じて選択可能。大型の硬質成形品は、粗砕機アリゲータⅡで前処理できます。
当メディアでは、「汚れた廃プラの再資源化」「粗大プラ・混合廃棄物の減容」「端材・成形不良の再利用」という3つの処理目的に分け、処理対象物の性状や処理後の活用方法まで提案してくれる粉砕機・破砕機メーカーを厳選しています。粉砕機・破砕機の導入効果を高めたい方は、比較・検討の材料としてお役立てください。
大阪・東京・名古屋・九州の4拠点に営業所を構えており、全国から問い合わせできる体制が整えられています。
部品供給やメンテナンス、納入後の運転指導・改善提案といった具体的なサポート内容については公式HPに記載がないため、対応範囲や条件は問い合わせ時に確認が必要です。
粗砕機アリゲータⅡシリーズの「AⅡ-1000型(強化型:モータ3.7kW仕様)」と粉砕機「DAS-54型」を連結し、自動車のバンパーを約8mmまで粉砕している処理例です。粉砕機単体では処理が難しい大型の成形品も、粗砕機で前処理することで、後段の粉砕機へ投入できるサイズまで小さくできます。
DAS-14型からDAS-120型まで展開されており、小型の成形品やランナーから、大型の成形品まで処理物のサイズに合わせて機種を選べる点が特徴です。大型モデルでは、バンパーや電化製品の外枠などの大型製品を連続して粉砕する用途にも対応。処理量だけでなく、カッター有効口径や設置スペースも機種選定の目安になります。
| 型式 | DAS-54型 |
|---|---|
| 分類 | 粉砕機 |
| 主な処理対象 | 一般的なプラスチック |
| 出力 | 15kW(20馬力) |
| カッター有効口径 | 540x350mm |
| 据付寸法 | 1,080×1,770×1,927mm |
| 重量 | 約1,279Kg |
粉砕機に投入できない大型のプラスチック成形品などを、投入可能なサイズまで粗砕する前処理機です。AⅡ-400型、AⅡ-800型、AⅡ-1000型の3機種があり、処理物の大きさに応じて選べます。
| 型式 | AⅡ-1000型 |
|---|---|
| 分類 | 粗砕機 |
| 主な処理対象 | プラスチック成形品など(バンパー等の大型硬質品ほか) |
| 回転数 | 20/24rpm |
| モータ | 2.2kW(減速比1/75)、強化型3.7kW(減速比1/75) |
| カッター有効口径 | 1,000x610mm |
| 回転刃 | 6枚(30mm厚) |
性能や価格だけでメーカーを選ぶと、設備導入後に「粉砕できない」「修理・保管コストがかかる」などの問題が起こりやすくなります。重要なのは、処理対象物の性状や処理後の活用方法を見据えて提案してくれるメーカーを選ぶこと。
当メディアでは、処理目的ごとにおすすめのプラスチック粉砕機・破砕機メーカーを厳選していますので、比較・検討の材料としてお役立てください。
1963年に粉砕機の試作に着手し、1965年4月16日に創立した粉砕機メーカーです。創業当初から粉砕機を中心に事業を展開し、現在は粉砕機だけでなく、混合機・粗砕機・振動篩機・周辺機器まで製造品目を広げています。
粗砕・粉砕・混合といったプラスチックの再利用工程に必要な機器を自社で製造しているため、工程に応じて複数の機器を組み合わせたい場合にも検討しやすいメーカーです。
| 会社名 | ダイコー精機株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 本社・大阪営業所:大阪府東大阪市岸田堂西1-6-14 |
| 設立 | 1965年 |
| 事業内容 | 粉砕機、混合機、粗砕機、振動ふるい機、その他周辺機器の自社開発・製造 |
| 主要取引先 | 公式HPに記載なし |
| 資本金 | 2,700万円(2026年7月時点の公式掲載情報※2) |
| 電話番号 | 06-6729-7770 |
| URL | https://www.daikoseiki.co.jp/ |
洗浄と粉砕を同時に行い、塊をほぐして汚れや水分を飛散させる独自技術※1により、汚れた廃プラを高純度原料へと再資源化。洗浄時に発生する排水の処理設備を含め、プラント全体を支援します。
年間300件以上のサンプルテスト※2で得たデータに基づき、汚れた廃プラを再資源化できるか導入前に評価。設備投資後に「汚れが落ちず再資源化できない」と判明するリスクを抑えられます。
粗大プラ・混合廃棄物を、分解せずそのまま投入できる大型破砕機を提供。1.9mサイズを15~30cm程度※3にできるため、トラックへの積み込みや搬出作業の負担を減らせます。
1時間あたり最大40tを処理※4できるほか、負荷に応じて回転数・方向を自動制御する機能で噛み込みによる停止リスクを軽減。処理待ちの廃棄物が滞留して保管スペースを圧迫する事態を防ぎます。
成形機から出た単一樹脂が他材料と混ざる前に粉砕できるよう、機械横に設置しやすい省スペース・低振動機などを展開。バージン材に近い純度の再利用で、コスト削減や歩留まり向上を狙えます。
成形工程別の専用機により、形状・材質が異なる工程端材でも微粉やヒゲの混入を抑制。粒度が安定し、溶融ムラや計量精度のブレを抑えられるため、成形不良防止につながります。