三力製作所は、繊維・ゴム・プラスチック端材から電線・非鉄金属までを1台で処理できる水冷式の粉砕機・破砕機を国内で製造しているメーカーです。
本記事では、プラスチックの粉砕・破砕における三力製作所の得意領域やアフターサポート体制を掘り下げているほか、製品ラインナップや実績なども掲載しています。
三力製作所の粉砕機は、水冷式鋳物フレームを採用しており、ベアリングやシャフトの発熱・焼き付きを抑えられる点が特徴です(SF-2を除く)。プラスチックなどの素材を連続して粉砕すると、摩擦熱によって処理物が軟化・溶着し、ローターへの巻き付きや運転停止につながることがあります。
水冷式によってこうした発熱を抑えられるため、夏場の工場内や地下ピット、防音ボックス内など、熱がこもりやすい環境での連続運転にも対応可能。特に、廃プラスチックなどを継続的に処理する現場で活用しやすい構造です。
特殊刃形の回転刃と固定刃を組み合わせることで、硬質・軟質プラスチックだけでなく、ゴム・繊維・電線・基板・非鉄金属など、性質の異なる素材の粉砕に対応しています。
複数種類の処理物が発生する工場やリサイクル現場でも、幅広い素材に対応できる点がメリットです。プラスチック成形時の端材や不良品だけでなく、電線や基板など、再資源化を目的とした処理にも活用できます。
プラスチックをはじめ、ゴム・繊維・電線・基板・非鉄金属など、複数種類の素材を1台で処理する目的に適しています。特に、工場やリサイクル現場で多品種の廃棄物・端材が発生する場合に、幅広い処理対象へ対応できる点がメリットです。
当メディアでは、「汚れた廃プラの再資源化」「粗大プラ・混合廃棄物の減容」「端材・成形不良の再利用」という3つの処理目的に分け、処理対象物の性状や処理後の活用方法まで提案してくれる粉砕機・破砕機メーカーを厳選しています。粉砕機・破砕機の導入効果を高めたい方は、比較・検討の材料としてお役立てください。
粉砕機・破砕機・ブロワー・サイクロンをすべて国内で製造しており、出張点検や刃物研磨に対応しています。刃物のメンテナンスはフレームを解体せずに交換できる構造で、導入後の保守負担を抑えることが可能です。
なお、サポート拠点や部品供給体制の詳細は、公式HPに記載されていませんでした。
納入先の社名や導入成果がわかる事例は、公式HPでは確認できませんでした。
比較的コンパクトなサイズで設置しやすい小型粉砕機をラインナップしています。処理量や設置スペースに合わせて機種を選定でき、限られたスペースでの粉砕処理にも対応できます。
食品原料からプラスチックなどの廃棄物まで、処理物に応じた粉砕に活用できます。小規模な処理設備や、既存ラインへの組み込みを検討する場合にも適したシリーズです。
| 型式 | SF-8 |
|---|---|
| モーター | 11kW |
| 本体寸法(L×W×H) | 1,800×910×1,680mm |
| 重量 | 1t |
| 回転刃 | 15枚 |
| 固定刃 | 4枚 |
| 投入口幅 | 330×190mm |
小型機よりも処理能力を高めた中型粉砕機をラインナップしています。処理量と設備サイズのバランスを考慮しながら、用途や処理物に合わせて機種を選定できます。
食品加工で発生する原料や廃棄物の処理をはじめ、プラスチック・樹脂などの粉砕にも対応しています。一定量の処理を継続的に行う用途に適したシリーズです。
| 型式 | SF-04 |
|---|---|
| モーター | 22kW |
| 本体寸法(L×W×H) | 1,600×2,200×2,150mm |
| 重量 | 2.5t |
| 回転刃 | 9枚 |
| 固定刃 | 4枚 |
| 投入口幅 | 650×260mm |
大型の処理物や大量の廃棄物を処理できる大型粉砕機をラインナップしています。大型モデルでは粗砕(破砕)にも対応し、粉砕前の処理物を一定の大きさまで減容する用途にも活用できます。
廃プラスチック・樹脂・電線・建築廃材・ブラウン管などの硬い廃棄物から、お茶や鰹節などの比較的軟らかい素材まで、幅広い処理物に対応しています。リサイクル現場や産業廃棄物処理など、処理量の多い用途に適したシリーズです。
| 型式 | SF-95 |
|---|---|
| モーター | 37kW |
| 本体寸法(L×W×H) | 1,900×2,000×3,500mm |
| 重量 | 4.5t |
| 回転刃 | 11枚 |
| 固定刃 | 6枚 |
| 投入口幅 | 810×400mm |
性能や価格だけでメーカーを選ぶと、設備導入後に「粉砕できない」「修理・保管コストがかかる」などの問題が起こりやすくなります。重要なのは、処理対象物の性状や処理後の活用方法を見据えて提案してくれるメーカーを選ぶこと。
当メディアでは、処理目的ごとにおすすめのプラスチック粉砕機・破砕機メーカーを厳選していますので、比較・検討の材料としてお役立てください。
粉砕機・破砕機のほか、ペレタイザー(シート状素材のカット機)、粉砕物をブロワーとサイクロンで回収するエアー製造装置などを国内で製造しているメーカーです。工場見学や無料の粉砕テスト※1の相談も受け付けています。
| 会社名 | 株式会社三力製作所 |
|---|---|
| 所在地 | 大阪府東大阪市新町14-3 |
| 創立 | 1947年 |
| 事業内容 | プラスチック・繊維・ゴム・生地・基板等向けの粉砕機・破砕機、ペレタイザー、エアー製造装置(ブロワー・サイクロン)の製造販売 |
| 主要取引先 | 公式HPに記載なし |
| 資本金 | 1,000万円(2026年7月時点の公式HP掲載情報※2) |
| 電話番号 | 072-984-7347 |
| URL | https://sanriki1947.com/ |
洗浄と粉砕を同時に行い、塊をほぐして汚れや水分を飛散させる独自技術※1により、汚れた廃プラを高純度原料へと再資源化。洗浄時に発生する排水の処理設備を含め、プラント全体を支援します。
年間300件以上のサンプルテスト※2で得たデータに基づき、汚れた廃プラを再資源化できるか導入前に評価。設備投資後に「汚れが落ちず再資源化できない」と判明するリスクを抑えられます。
粗大プラ・混合廃棄物を、分解せずそのまま投入できる大型破砕機を提供。1.9mサイズを15~30cm程度※3にできるため、トラックへの積み込みや搬出作業の負担を減らせます。
1時間あたり最大40tを処理※4できるほか、負荷に応じて回転数・方向を自動制御する機能で噛み込みによる停止リスクを軽減。処理待ちの廃棄物が滞留して保管スペースを圧迫する事態を防ぎます。
成形機から出た単一樹脂が他材料と混ざる前に粉砕できるよう、機械横に設置しやすい省スペース・低振動機などを展開。バージン材に近い純度の再利用で、コスト削減や歩留まり向上を狙えます。
成形工程別の専用機により、形状・材質が異なる工程端材でも微粉やヒゲの混入を抑制。粒度が安定し、溶融ムラや計量精度のブレを抑えられるため、成形不良防止につながります。