ENMA Bestgrind Tech(以降、ENMA)は、硬質・軟質プラスチックからフィルム、電線、タイヤ、木くずまで、多様な対象物に対応する破砕機・粉砕機を提供しているフランスのメーカーです。日本代理店はENMA JAPANが担っています。
本記事では、プラスチックの粉砕・破砕におけるENMAの得意領域や日本におけるアフターサポート体制を掘り下げているほか、製品ラインナップや会社概要なども掲載しています。
ENMAが扱う破砕機・粉砕機は、硬質・軟質プラスチックや塩ビ管、フィルム、紙類、金属(基板・家電を含む)、電線、タイヤ、木くずまでを処理対象としています。
一軸・二軸・四軸の破砕機を中心にラインナップを揃えており、処理対象や処理能力に応じた設備を選択可能。マテリアルリサイクル(再生原料化)やサーマルリサイクル(熱回収)、廃棄物処理施設など、さまざまな用途で活用できます。
海外製の機械に対する日本企業の不安を解消するため、機械の安全性・仕様についてはEC指令に適合したCEマーク(欧州の製品安全性を示す認証マーク)を取得※1しています。
また、部品交換に伴うラインへの影響を最小限に抑えるべく、制御盤やモーターには三菱製など日本製の部品を採用。販売エリアは世界30か国以上、年間販売台数200台以上という実績※2からも、各国の企業から信頼されていることがわかります。
硬質・軟質プラスチック、塩ビ管、パレット、フィルムのほか、電線・タイヤ・木くず・金属まで幅広い素材に対応できるため、粗大なプラスチックや複数素材が混在する廃棄物の破砕・減容目的に向いています。
当メディアでは、「汚れた廃プラの再資源化」「粗大プラ・混合廃棄物の減容」「端材・成形不良の再利用」という3つの処理目的に分け、処理対象物の性状や処理後の活用方法まで提案してくれる粉砕機・破砕機メーカーを厳選しています。粉砕機・破砕機の導入効果を高めたい方は、比較・検討の材料としてお役立てください。
破砕刃は対象物に応じて選択でき、摩耗時に交換できる刃も用意されています。テスト工場「ENMAJAPAN R&Dセンター」では、持ち込んだ素材を用いた破砕テストを実施しており、導入前に処理適性を確認できます。電話・お問い合わせフォーム・LINEから相談できる窓口も設けられています。
パレットや大型の硬質プラスチックを破砕するため、エンマジャパンの「EnMa P1500破砕機」を導入しました。パレットを自動で処理し、人件費の削減と作業の安全性向上を図ることが導入の目的です。
導入後は、10分間で約50枚のパレットを自動破砕できるようになりました。
小型・軽量で、移動もしやすい一軸破砕機です。比較的小さな対象物の破砕に向いており、小規模拠点の中間処理用途で導入コストを抑えたい現場に適しています。
| 型式 | EnMa C300-800 |
|---|---|
| 分類 | 一軸破砕機 |
| 主な処理対象 | 硬質・軟質プラ/塩ビ管/フィルム/紙類/金属(基板・家電)/電線/タイヤ |
| 外形サイズ | 2,080×1,560×1,700mm |
| 本体重量 | 2,100kg |
| ローター直径 | 300mm |
| モーター | 22kW |
| 回転刃/固定刃 | 40枚/4枚 |
| 処理能力 | 350~450kg/h(硬質プラ・スクリーン50mm) |
斜めプッシャーで対象物を押さえ込みながら破砕する中型の一軸破砕機です。複数の素材に対応し、中間処理の主力機として安定した処理量を確保したい現場に向いています。
| 型式 | EnMa C400-2000L |
|---|---|
| 分類 | 一軸破砕機 |
| 主な処理対象 | 硬質・軟質プラ/塩ビ管/パレット/フィルム/紙類/金属/電線/タイヤ/木くず |
| 外形サイズ | 2,500×3,500×3,500mm |
| 本体重量 | 8,500kg |
| ローター直径 | 400mm |
| モーター | 2×55kW |
| 回転刃/固定刃 | 141枚/6×2・6×1 |
| 処理能力 | 1,100~1,400kg/h(硬質プラ・スクリーン50mm) |
2×110kWの出力を備え、粗大プラスチックや球状のプラスチックにも対応する大型の一軸破砕機です。処理量の多い大型リサイクルラインの一次破砕に適しています。
| 型式 | EnMa C600-2500A |
|---|---|
| 分類 | 一軸破砕機 |
| 主な処理対象 | 硬質・軟質プラ/塩ビ管/パレット/フィルム/紙類/電線/タイヤ/木くず |
| 外形サイズ | 4,600×2,300×3,500mm |
| 本体重量 | 14,500kg |
| ローター直径 | 600mm |
| モーター | 2×110kW |
| 回転刃/固定刃 | 150枚・200枚/5×2枚・5×1枚 |
| 処理能力 | 2,200~2,600kg/h(硬質プラ・スクリーン50mm) |
低速回転の二軸せん断方式により、塩ビ管・パレット・タイヤ・混合物まで処理できる二軸破砕機です。硬さや形状が一定しない廃棄物の一次破砕に対応します。
| 型式 | EnMa T450-1400 |
|---|---|
| 分類 | 二軸破砕機 |
| 主な処理対象 | 硬質・軟質プラ/塩ビ管/パレット/フィルム/紙類/金属/電線/タイヤ/木くず |
| 外形サイズ | 3,850×1,400×2,570mm |
| 本体重量 | 8,500kg |
| 破砕室サイズ | 1,400×850mm |
| ローター直径/本数 | 450mm/2本 |
| モーター | 2×37kW |
| 回転数 | 10~15rpm |
T450シリーズより出力が大きく、厚刃を採用した二軸破砕機です。低速でせん断する方式のため、粗大・混合廃棄物の一次破砕や減容に適しています。
| 型式 | EnMa T550-1600 |
|---|---|
| 分類 | 二軸破砕機 |
| 主な処理対象 | 硬質・軟質プラ/塩ビ管/パレット/フィルム/紙類/金属/電線/タイヤ/木くず |
| 外形サイズ | 3,900×2,200×3,750mm |
| 本体重量 | 15,000kg |
| 破砕室サイズ | 1,600×1,000mm |
| ローター直径/本数 | 550mm/2本 |
| モーター | 2×55kW/75kW |
| 回転数 | 15~20rpm |
4本のローターを備えた四軸破砕機で、一軸・二軸では切断が難しい複合材・混合材にも対応するシリーズです。スクリーンの選択により、小型家電・基板などからの金属・資源回収にも使えます。
| 型式 | EnMa F350-1200 |
|---|---|
| 分類 | 四軸破砕機 |
| 主な処理対象 | 硬質・軟質プラ/塩ビ管/パレット/フィルム/紙類/金属(基板・家電)/電線/タイヤ/木くず |
| 外形サイズ | 2,810×1,450×2,750mm |
| 破砕室サイズ | 1,200×1,000mm |
| ローター直径/本数 | 350mm/4本 |
| 回転刃 | 4×24枚(厚さ25mm) |
| モーター | 2×22kW |
| 回転数 | 15~25rpm |
投入するだけで破砕が進む一軸破砕機です。大型のパレットやパイプもそのまま投入でき、パレットなどの大型プラを丸ごと減容したい大規模拠点に適しています。
| 型式 | EnMa P1500 |
|---|---|
| 分類 | 一軸破砕機 |
| 主な処理対象 | 硬質・軟質プラ/塩ビ管/パレット/木くず |
| 外形サイズ | 12,000×3,800×2,300mm |
| 本体重量 | 27,000kg |
| ローター直径 | 1,450mm |
| モーター | 2×55kW |
| 回転刃/固定刃 | 204枚/7枚 |
| 処理能力 | 2,000~3,000kg/h(パレット) |
性能や価格だけでメーカーを選ぶと、設備導入後に「粉砕できない」「修理・保管コストがかかる」などの問題が起こりやすくなります。重要なのは、処理対象物の性状や処理後の活用方法を見据えて提案してくれるメーカーを選ぶこと。
当メディアでは、処理目的ごとにおすすめのプラスチック粉砕機・破砕機メーカーを厳選していますので、比較・検討の材料としてお役立てください。
破砕機・粉砕機に加え、ベルトコンベアやスクリューコンベアなどの搬送装置、磁選機、脱水機、比重分離プールといった付帯設備まで取り扱っています。工場全体のリサイクルライン構築に対応できる点が特徴です。
| 会社名 | 株式会社ENMA JAPAN |
|---|---|
| 所在地 | 埼玉県入間郡三芳町北永井152-1 |
| 設立 | 公式HPに記載なし |
| 事業内容 | 破砕機・粉砕機販売・リサイクル・環境機械販売 |
| 主要取引先 | 公式HPに記載なし |
| 資本金 | 公式HPに記載なし |
| 電話番号 | 049-256-7039 |
| URL | https://enmajapan.jp/ |
洗浄と粉砕を同時に行い、塊をほぐして汚れや水分を飛散させる独自技術※1により、汚れた廃プラを高純度原料へと再資源化。洗浄時に発生する排水の処理設備を含め、プラント全体を支援します。
年間300件以上のサンプルテスト※2で得たデータに基づき、汚れた廃プラを再資源化できるか導入前に評価。設備投資後に「汚れが落ちず再資源化できない」と判明するリスクを抑えられます。
粗大プラ・混合廃棄物を、分解せずそのまま投入できる大型破砕機を提供。1.9mサイズを15~30cm程度※3にできるため、トラックへの積み込みや搬出作業の負担を減らせます。
1時間あたり最大40tを処理※4できるほか、負荷に応じて回転数・方向を自動制御する機能で噛み込みによる停止リスクを軽減。処理待ちの廃棄物が滞留して保管スペースを圧迫する事態を防ぎます。
成形機から出た単一樹脂が他材料と混ざる前に粉砕できるよう、機械横に設置しやすい省スペース・低振動機などを展開。バージン材に近い純度の再利用で、コスト削減や歩留まり向上を狙えます。
成形工程別の専用機により、形状・材質が異なる工程端材でも微粉やヒゲの混入を抑制。粒度が安定し、溶融ムラや計量精度のブレを抑えられるため、成形不良防止につながります。