新居浜鐵工所は、破砕機事業を主力としながら、機械加工・不動産・太陽光発電事業も手がけているメーカーです。
本記事では、プラスチックの粉砕・破砕における新居浜鐵工所の得意領域やアフターサポート体制を掘り下げているほか、製品ラインナップや納入実績なども掲載しています。
カッターを装着した2軸を減速しながら内側へ回転させる電動二軸せん断式を採用しているのが特徴です。小さな動力で大きなトルクを得られる構造のため、廃プラスチックを含む産業廃棄物や粗大ごみ、混合廃棄物を原形のまま投入して減容でき、電動駆動のため騒音・振動・粉じんを抑えられます。
破砕刃には高炉メーカーと共同開発した特殊鋼を使用しており、公式HPでは従来比2倍の耐久性※1があると説明されています。硬い表面と粘りのある中心部で衝撃荷重を分散し、割れ・欠けを抑える構造です。異物のかみ込みを検知すると即座に逆転するシーケンスも備え、混載物の破砕に伴う過負荷・停止トラブルを軽減できます。
廃プラスチック・ゴムくず・繊維くず・廃木材などの産業廃棄物や、家電品・OA機器・農業用ビニール・木製パレットを処理対象としています。プラスチック単体よりも、粗大プラスチックや異物が混ざる混合廃棄物を破砕・減容する目的に向いているメーカーです。
当メディアでは、「汚れた廃プラの再資源化」「粗大プラ・混合廃棄物の減容」「端材・成形不良の再利用」という3つの処理目的に分け、処理対象物の性状や処理後の活用方法まで提案してくれる粉砕機・破砕機メーカーを厳選しています。粉砕機・破砕機の導入効果を高めたい方は、比較・検討の材料としてお役立てください。
破砕刃は現場で交換できる構造のため、保守・管理の負担を抑えることが可能。二軸破砕機やコンベヤ、関連機器の修理を手がけており、海外製破砕機の修理相談にも応じる専用窓口を設けています。
導入企業名や導入成果が具体的にわかる事例は、公式HPで確認できませんでした。
破砕機の納入実績は400台以上※2に上ります。
2台のモータをインバータで同期駆動し、負荷に応じて回転速度とトルクを制御する二軸破砕機です。過負荷時には回転速度を下げてトルクを高めることで破砕を継続し、破砕物がなくなると待機モードへ移行して消費電力を削減。高い破砕力と省エネルギー性を両立したい廃棄物処理の用途に適しています。
型式・詳細スペックは公開されていませんでした。
ライオンシュレッダーシリーズの最大型機で、大型油圧破砕機と同等の破砕力を目指した大型電動破砕機です。インバータによるLPDS制御(負荷に応じて回転速度とトルクを自動調整する制御方式)で速度を下げてトルクを高め、難破砕物にも対応。大量の廃棄物を低ランニングコストで破砕したい大規模な処理用途に適しています。
| 型式 | NS-1102 EVO |
|---|---|
| 分類 | 大型電動二軸破砕機 |
| 設置可能動力 | 90~110kW×2 |
| 破砕室の大きさ | 1,420×1,914mm |
| 破砕刃の厚さ | 90mm |
| 破砕刃の枚数 | 21枚 |
| 処理能力 | 15~18t/h以上 |
小型・中型・大型まで幅広いサイズを展開する二軸せん断式のシリーズです。設置可能動力や破砕室の大きさ、破砕刃の仕様などが異なる複数のモデルから、処理量や対象物に応じて選択可能。廃プラスチックをはじめ、ゴムくずや廃木材、家電・OA機器などの幅広い廃棄物の粗破砕から細破砕まで対応できるのが特徴です。
| 型式 | NS-302F |
|---|---|
| 分類 | 二軸破砕機 |
| 設置可能動力 | 15/18.5/22/30/37kW |
| 使用台数 | 2台 |
| 破砕室の大きさ | 840×1,517mm |
| 破砕刃の厚さ/枚数 | 48/70mm・30/21枚 |
| 全体寸法 (全高×全長×全幅) | 3,420×4,906×3,000mm |
| 概算重量 | 約14,000kg |
傾斜型の二軸破砕機で、NS型と同様に複数のサイズ・動力仕様を展開しています。代表モデルのNK-552Tでは最大110kWの動力を選択でき、破砕室も1,090×1,554mmと大型です。産業廃棄物や粗大ごみなど、大きな処理対象物を大量に破砕する用途に適しています。
| 型式 | NK-552T |
|---|---|
| 分類 | 二軸破砕機(傾斜型) |
| 設置可能動力 | 45/55/75/90/110kW |
| 使用台数 | 2台 |
| 破砕室の大きさ | 1,090×1,554mm |
| 破砕刃の厚さ/枚数 | 70/90mm・22/17枚 |
| 全体寸法 (全高×全長×全幅) | 4,170×6,600×3,600mm |
| 概算重量 | 約26,000kg |
4本の軸で破砕する四軸破砕機で、硬い材料を効率よく破砕できるのが特徴です。スクリーンを通して設定したサイズ以下になるまで破砕を繰り返すため、粒度をそろえやすく、スクリーンを外せば粗破砕にも使用できます。廃プラスチック、紙類、木材類、都市ごみ、産業廃棄物、小型家電、アルミなど、幅広い材料の破砕用途に対応可能です。
| 型式 | N4S-222SG |
|---|---|
| 分類 | 乾式/四軸破砕機 |
| 主な処理対象 | 廃プラスチック/紙類/木材類/都市ごみ/産業廃棄物/小型家電/アルミ 等 |
| 電動機容量 | 22kW×2 |
| 破砕室の大きさ | 910×975mm |
| 破砕刃の厚さ/枚数 | 40mm・48枚(12×4) |
| 機械本体サイズ | 幅2,600×奥行1,810×高さ1,390mm |
| 機械本体重量 | 約5,700kg |
ローターとスクリーンを備えた一軸プッシャー式の破砕機です。対象物の特性に合わせてローターの刃物配置を選択し、スクリーンを交換することで破砕粒度を20~100mmの範囲で調整できます。
固形燃料・フラフ燃料の製造など、排出サイズをそろえたい用途に適しています。トルク制限クラッチによって鉄塊などの破砕不可物を検知すると駆動を遮断し、機械の損傷を防止する仕組みです。
| 型式 | NSL2500 |
|---|---|
| 分類 | 一軸プッシャー式破砕機 |
| モーター | 160kW |
| 破砕室 | 1,300×2,500mm |
| ロータ回転速度/径 | 70~150rpm/φ560mm |
| 破砕刃 | 90枚(粗)/135枚(細) |
| 固定刀 | 5枚 |
| スクリーン数 | 5個 |
| 破砕粒度 | 20~100mm |
| 設備外形/重量 | 4,155×3,200×3,156mm/約20t |
性能や価格だけでメーカーを選ぶと、設備導入後に「粉砕できない」「修理・保管コストがかかる」などの問題が起こりやすくなります。重要なのは、処理対象物の性状や処理後の活用方法を見据えて提案してくれるメーカーを選ぶこと。
当メディアでは、処理目的ごとにおすすめのプラスチック粉砕機・破砕機メーカーを厳選していますので、比較・検討の材料としてお役立てください。
破砕機を主力事業とするメーカーです。二軸破砕機「ライオンシュレッダー」を中核に、トロンメル回転式選別機(円筒を回転させてサイズ別に分ける装置)やプラント用大型コンベア、エプロンコンベアなど、破砕から選別・搬送までを担う機器を製造しており、リサイクルプラントの設計・製造・施工にも対応しています。
| 会社名 | 株式会社新居浜鐵工所 |
|---|---|
| 所在地 | 本店:愛媛県新居浜市新田町1-6-46 名古屋本社(工場・本社事務所):愛知県大府市横根町惣作208 |
| 設立 | 1939年3月 |
| 事業内容 | 機械加工および製缶加工、破砕機および中間処理施設の設計製造施工、不動産関連事業、各種産業機械、搬送用機器の設計製造 |
| 主要納入先 | 住友重機械工業、極東開発工業、 民間廃棄物処理会社、自治体 |
| 資本金 | 1,000万円(2026年7月時点の公式HP掲載情報※3) |
| 電話番号 | 0562-48-2255(フリーダイヤル:0120-611660) |
| URL | https://www.niihama.co.jp/ |
洗浄と粉砕を同時に行い、塊をほぐして汚れや水分を飛散させる独自技術※1により、汚れた廃プラを高純度原料へと再資源化。洗浄時に発生する排水の処理設備を含め、プラント全体を支援します。
年間300件以上のサンプルテスト※2で得たデータに基づき、汚れた廃プラを再資源化できるか導入前に評価。設備投資後に「汚れが落ちず再資源化できない」と判明するリスクを抑えられます。
粗大プラ・混合廃棄物を、分解せずそのまま投入できる大型破砕機を提供。1.9mサイズを15~30cm程度※3にできるため、トラックへの積み込みや搬出作業の負担を減らせます。
1時間あたり最大40tを処理※4できるほか、負荷に応じて回転数・方向を自動制御する機能で噛み込みによる停止リスクを軽減。処理待ちの廃棄物が滞留して保管スペースを圧迫する事態を防ぎます。
成形機から出た単一樹脂が他材料と混ざる前に粉砕できるよう、機械横に設置しやすい省スペース・低振動機などを展開。バージン材に近い純度の再利用で、コスト削減や歩留まり向上を狙えます。
成形工程別の専用機により、形状・材質が異なる工程端材でも微粉やヒゲの混入を抑制。粒度が安定し、溶融ムラや計量精度のブレを抑えられるため、成形不良防止につながります。