松井製作所は、成形工場向けの周辺設備を手がけるメーカーです。スプル・ランナーや成形不良品を工場内で再利用する工程内リサイクルに対応できる点を得意としています。
本記事では、プラスチックの粉砕・破砕における松井製作所の得意領域やアフターサポート体制を解説。製品ラインナップや会社概要なども掲載しています。
樹脂乾燥機・輸送機・配合機・金型温度調節機、粉砕機&リサイクル機器など、成形工場の周辺設備を展開しているメーカーです。粉砕機を単体で選ぶのではなく、乾燥から輸送・配合・温調・粉砕までを一つのメーカーでまとめて設計・提案できるため、複数メーカーへの発注調整の手間を抑えたい現場に向いています。
松井製作所の低速粉砕機は、成形工程で発生するスプル・ランナーを成形機の近くで粉砕し、その場で再利用できる点が特徴です。低速回転によって樹脂を粉砕するため、粉塵や騒音を抑えながら、安定した粒度の再生材を得られます。
清掃のしやすさを重視する場合はSMGL3-G1、基本機能とコストを重視する場合はSMGL-300Jなど、用途や重視する条件に応じて選択可能です。
成形工程で発生するスプル・ランナーや成形不良品など、工程内で発生した樹脂のリサイクル目的におすすめです。特にSMGL3やSMGL-300Jは、成形機周辺に設置して発生した樹脂をその場で粉砕する工程内リサイクルに向いています。
当メディアでは、「汚れた廃プラの再資源化」「粗大プラ・混合廃棄物の減容」「端材・成形不良の再利用」という3つの処理目的に分け、処理対象物の性状や処理後の活用方法まで提案してくれる粉砕機・破砕機メーカーを厳選しています。粉砕機・破砕機の導入効果を高めたい方は、比較・検討の材料としてお役立てください。
納入後のメンテナンス対応や部品供給に対応しています。粉砕機の交換部品・関連パーツは、同社が運営するオンラインショップ「マツイパーツオンライン」でも取り扱っており、消耗品を手配しやすい体制です。
納入先の社名や導入前後の成果がわかる事例、および累計導入件数・テスト件数などの実績数は、公式HPでは確認できませんでした。
スプル・ランナーの工程内リサイクルを想定した低速粉砕機です。一方向から清掃部が開く構造や防塵ワイパー、両面を使用できるカッターを備え、日々の清掃・メンテナンスのしやすさに配慮しています。
成形機のすぐ横に粉砕機を設置して、スプル・ランナーをその場で再利用したい現場におすすめです。
| 型式 | SMGL3-G1 |
|---|---|
| 分類 | 低速粉砕機(清掃簡易型) |
| 主な処理対象 | スプル・ランナー/成形不良品などの樹脂 |
| 処理能力 | 10〜20kg/h |
| 回転数 | 30rpm |
| 切断室寸法 | 261×262mm〜449×262mm |
| 外形寸法 | W895〜1,170mm×D458×H1,605mm |
標準仕様の低速粉砕機です。ダブルベアリング構造で刃物やベアリングの交換を行いやすく、制振銅板の採用により騒音を抑えているため、成形機周辺での使用にも配慮されています。
必要な基本機能を備えた低速粉砕機をコストパフォーマンス重視で導入したい現場におすすめです。
| 型式 | SMGL-300J |
|---|---|
| 分類 | 低速粉砕機 |
| 主な処理対象 | 樹脂(スプル・ランナー等) |
| 処理能力 | 公式HPに記載なし |
| 回転数 | 公式HPに記載なし |
| 切断室寸法 | 公式HPに記載なし |
| 外形寸法 | 公式HPに記載なし |
イタリアTRIA社製の高速粉砕機シリーズです。BM-SLはブロー成形工程で発生するスクラップの回収に対応し、プラスチックの機械的・物理的特性を損なわずに、粒のそろった再生材を安定して生産できる設計となっています。切断室は材料の種類やサイズに応じて設計でき、ボルト固定式で部品交換もしやすい構造です。
ブロー成形などで発生するスクラップをまとめて処理し、安定した品質の再生材を生産したい現場に適しています。
| 型式 | BM-SL |
|---|---|
| 分類 | 高速粉砕機 |
| 主な処理対象 | ブロー成形工程で発生するスクラップ |
| 処理能力 | 公式HPに記載なし |
| 回転数 | 公式HPに記載なし |
| 切断室寸法 | 公式HPに記載なし |
| 外形寸法 | 公式HPに記載なし |
性能や価格だけでメーカーを選ぶと、設備導入後に「粉砕できない」「修理・保管コストがかかる」などの問題が起こりやすくなります。重要なのは、処理対象物の性状や処理後の活用方法を見据えて提案してくれるメーカーを選ぶこと。
当メディアでは、処理目的ごとにおすすめのプラスチック粉砕機・破砕機メーカーを厳選していますので、比較・検討の材料としてお役立てください。
1967年設立のプラスチック成形用設備メーカーです。成形材料の乾燥・輸送・配合・温度調節から粉砕・リサイクルまで、プラスチック成形工程を支える設備・システムを幅広く展開しています。
国内外に拠点を展開し、販売だけでなくサービス・設計・製造・開発にも対応。粉砕機単体の導入だけでなく、成形工場の周辺設備を含めたシステムとして相談したい企業にも向いているメーカーです。
| 会社名 | 株式会社松井製作所(MATSUI MFG. CO., LTD.) |
|---|---|
| 所在地 | 本社:大阪府大阪市中央区城見1-4-70 OBPプラザビル17F 東京本社・事業所:東京都品川区大崎1-6-4 新大崎勧業ビルディング9F |
| 設立 | 1967年8月 |
| 事業内容 | プラスチック成形用設備・システムの製造販売 (金型温度調節機、樹脂乾燥機、輸送機、配合機、粉砕機&リサイクル機器 他) |
| 主要取引先 | 公式HPに記載なし |
| 資本金 | 2億円(単体/2026年7月時点の公式HP掲載情報※1) |
| 電話番号 | 06-6942-9555 |
| URL | https://matsui.net/ |
洗浄と粉砕を同時に行い、塊をほぐして汚れや水分を飛散させる独自技術※1により、汚れた廃プラを高純度原料へと再資源化。洗浄時に発生する排水の処理設備を含め、プラント全体を支援します。
年間300件以上のサンプルテスト※2で得たデータに基づき、汚れた廃プラを再資源化できるか導入前に評価。設備投資後に「汚れが落ちず再資源化できない」と判明するリスクを抑えられます。
粗大プラ・混合廃棄物を、分解せずそのまま投入できる大型破砕機を提供。1.9mサイズを15~30cm程度※3にできるため、トラックへの積み込みや搬出作業の負担を減らせます。
1時間あたり最大40tを処理※4できるほか、負荷に応じて回転数・方向を自動制御する機能で噛み込みによる停止リスクを軽減。処理待ちの廃棄物が滞留して保管スペースを圧迫する事態を防ぎます。
成形機から出た単一樹脂が他材料と混ざる前に粉砕できるよう、機械横に設置しやすい省スペース・低振動機などを展開。バージン材に近い純度の再利用で、コスト削減や歩留まり向上を狙えます。
成形工程別の専用機により、形状・材質が異なる工程端材でも微粉やヒゲの混入を抑制。粒度が安定し、溶融ムラや計量精度のブレを抑えられるため、成形不良防止につながります。