日本シーム

目次
全て表示
日本シーム
引用元:日本シーム公式HP
(https://www.nihon-cim.co.jp/product/cleaning-crusher/scissors-cutter.html)

日本シームは、廃プラスチックを洗浄しながら粉砕し、再資源化するための設備を製造・提案するメーカーです。

本記事では、プラスチックの粉砕・破砕における日本シームの得意領域やアフターサポート体制を掘り下げているほか、製品ラインナップや導入事例なども掲載しています。

プラスチックの
粉砕・破砕における
日本シームの強み

汚れた廃プラスチックを
「売れる原料」に近づける

粉砕と洗浄を同時に行い、塊をほぐして汚れや水分を飛散させる独自技術※1により、汚れた廃プラスチックの再資源化を支援しているメーカーです。砕きながら洗うことで「もみ洗い」のような効果が生まれるため、容器の隅や袋の結び目などに食品残渣や油分が残った廃プラスチックも「売れる原料」に近づけられます。

さらに、脱水・乾燥・分離・選別・水処理・搬送などを含め、廃プラスチックのリサイクルライン全体をまとめて設計・提案できる体制を構築。工程ごとに別々のメーカーへ発注する調整の手間やコストを抑えられるのが強みです。

※1参照元:J-PlatPat|特許第7580733号(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-7580733/15/ja

サンプルテストで設備投資の
失敗リスクを抑える

埼玉県と三重県のテストセンターで、実機を使ったサンプルテストを行っています(無償の簡易テスト※2と有償の本テストあり)。粉砕粒度や処理可否、洗浄・脱水・選別の仕上がりを事前に確認できます。

年間300件以上のサンプルテスト※3で得た多様な材質・汚れ・形状の処理データを基に、処理後に残る水分量(含水率)や機械にかかる負荷(電流値)などの数値をレポート形式で報告。大きな投資を決める前に、自社の廃プラスチックが有価物(買い取ってもらえる資源)になるかを見極められ、設備投資の失敗リスクを抑えられます。

※2・※3参照元:日本シーム公式HP|集計年度記載なし・2026年7月時点の公式HP掲載情報(https://www.nihon-cim.co.jp/lp2/index.html

日本シームは
こんな処理目的におすすめ

食品残渣や油分が付着した容器・原料袋、PETボトルなどを主な処理対象としており、洗浄と粉砕をまとめて行えるため、汚れが付いた廃プラスチックを再資源化する目的に向いています。

当メディアでは、「汚れた廃プラの再資源化」「粗大プラ・混合廃棄物の減容」「端材・成形不良の再利用」という3つの処理目的に分け、処理対象物の性状や処理後の活用方法まで提案してくれる粉砕機・破砕機メーカーを厳選しています。粉砕機・破砕機の導入効果を高めたい方は、比較・検討の材料としてお役立てください。

日本シームの
アフターサポート体制

部品交換や修理などに短納期で対応するべく、粉砕機・破砕機を国内の自社工場で製造しています。受注生産にも対応しているため、メンテナンス効率を考慮した機械設計や保守費用の軽減につながる提案が可能です。

刃のメンテナンスでは、日本シーム独自の円筒研磨(刃を筒状に削り直して切れ味を戻す方法)を実施。実際の機械製作に携わる担当者のアフターフォローに加え、札幌・盛岡・仙台・静岡・名古屋・大阪・広島・富山・福岡のアフター・メンテナンス協力会社と連携し、全国各地で導入後のサポートを行っています。

プラスチック
粉砕機・破砕機の導入事例

弁当工場:
年間1,050万円の収支改善

処分費を払っていた食品容器プラを
有価物として売却

ケチャップの原料となるペーストが入った200L袋を廃棄物として処理していた弁当工場の事例です。処分費として年間900万円がかかっていたため、切断機・洗浄機・分離機・乾燥機を組み合わせた装置を導入。

付着した食品残渣を洗浄・分離できるようになったことで、1kgあたり30円かかっていた処分費が不要になりました。また、再資源化した原料は1kgあたり5円で売却し、年間150万円の利益を得られるように。処分費削減コストを合わせると1,050万円の収支改善に成功しています。

参照元:日本シーム公式HP(https://www.nihon-cim.co.jp/lp/

プラスチック
粉砕機・破砕機の
主なラインナップ

シザーズカッターシリーズ

PETボトル・フィルムなどの
再資源化に向く洗浄粉砕機

PETボトルやフィルム、インクカートリッジ、フレコンバッグなどの汚れを伴う廃プラスチックを、水を入れて洗浄と粉砕を同時に行える洗浄粉砕機シリーズです。

独自設計の回転刃により、50ミクロン以下の薄いフィルムも粉砕可能。汚れを落としながら再生原料化したい現場に適しています。

代表モデルのスペック

型式 PF-2000
分類 湿式/洗浄粉砕機
主な処理対象 PETボトル/フィルム/インクカートリッジ/フレコンバッグ
出力 45kW
回転刃 3刃×4=12枚
固定刃 2列×2枚=4枚
スクリーン 任意(穴径φ6~100mm)
本体開閉 油圧シリンダー(電動ポンプユニット)
ホッパー開口寸法 W700×H600mm
総重量 約6,000kg

メガホエールシリーズ

メガホエールシリーズ
引用元:日本シーム公式HP
(https://www.nihon-cim.co.jp/product/cleaning-crusher/mgw.html)
金属付きの廃プラスチックを
そのまま投入できる洗浄粉砕機

家電の外装部品や廃自動車部品、樹脂パレットなどの処理に対応する、洗浄ライン向けの粉砕機シリーズです。ネジ(ビス)などの金属が付いた廃プラスチックもそのまま投入できるため、分解の手間を抑えつつ、洗いながら砕きたい現場に適しています。

代表モデルのスペック

型式 MGW-7060
分類 湿式/洗浄粉砕機
主な処理対象 廃自動車パーツ/廃家電/樹脂パレット/ビス等の金属が付いた廃プラスチック
出力 45kW
回転刃 3刃×4=12枚
固定刃 2列×2枚=4枚
スクリーン 穴径φ12~100mm
ホッパー開口寸法 W700×H600mm
総重量 約4,500kg
参照元:日本シーム公式HP(https://www.nihon-cim.co.jp/product/cleaning-crusher/mgw.html

ヒットカッターシリーズ

バンパー・パレットなど
大型硬質プラを粉砕する大容量機

洗浄ラインに対応する大型シリーズです。110kW・総重量約18,000kgの大型モデルまであり、自動車バンパーやプラドラム、パレットといった大型の硬質プラスチックを原形のまま投入して粉砕可能。処理量の多い中間処理・再資源化の現場に適しています。

代表モデルのスペック

型式(代表) KSB-17560型
分類 湿式/洗浄粉砕機
主な処理対象 バンパー/プラドラム/パレット
出力 110kW
回転刃 3刃×25列=75枚
固定刃 2列×5枚=10枚
スクリーン 任意(穴径φ6~100mm)
ホッパー開口寸法 W1,750×H600mm
総重量 約18,000kg

イージーカッターシリーズ

ブロー成型品・ランナー・端材の
粉砕に適した乾式汎用機

刃を収めた本体部分(カッタハウス)の形状によって、投入した材料を逃さず捉えられるため、効率よく粉砕できます。材料や色を替える際、刃まわりの掃除がしやすい構造になっているのも特徴です。

小型~中型まで全8サイズを展開しており、CS-28以上の中型モデルではPETボトルなどのブロー成型品にも対応。ランナーのような小物からコンテナなどの大物まで、処理したい対象や現場の規模に合わせてモデルを選べます。

代表モデルのスペック

型式 CS-14
分類 乾式/粉砕機
主な処理対象 小物(ランナー、小製品)
処理能力 70kg/h
モーター出力 1.5kW
カッタハウス寸法 140×140mm
参照元:日本シーム公式HP(https://www.nihon-cim.co.jp/product/dry-grinding/cs.html

ストロングカッターシリーズ

KSシリーズ_ストロングカッター
引用元:日本シーム公式HP
(https://www.nihon-cim.co.jp/product/dry-grinding/ks.html)
樹脂団子などの硬質プラスチックを
粉砕する中型機

粉砕した樹脂を再生材として繰り返し利用したい現場に向いている乾式シリーズです。「樹脂団子」と呼ばれる塊状の硬質プラスチックを粉砕可能。スクリーンの穴の大きさで粒の細かさを調整できるため、再生材として使いやすい粒度に加工できます。

代表モデルのスペック

型式 KS-450型
分類 乾式/粉砕機
主な処理対象 樹脂団子(成形時にできる塊状の硬質プラスチック)
出力 15kW 4P
回転刃 3刃×6枚=18枚
固定刃 2列×2枚=4枚
スクリーン 任意(穴径φ6~100mm)
ホッパー開口寸法 W450×H400mm
総重量 約3,000kg
参照元:日本シーム公式HP(https://www.nihon-cim.co.jp/product/dry-grinding/ks.html

メガシャークシリーズ

段プラケースやポリタンクなどを
低速で粗破砕・減容する小型破砕機

プラスチック段ボール製の箱(段プラケース)やバンパー、繰り返し使う輸送箱(通い箱)、ポリタンクなどを高トルク・低速で粗破砕するシリーズです。省エネ・省スペースにも配慮した構造で、かさばる成形品の体積を減らし、運搬・保管のコストを下げたい現場に向いています。

代表モデルのスペック

型式 MS-1060
分類 粗破砕機
主な処理対象 段プラケース/バンパー/通い箱(プラケース)/ポリタンク
動力 3.7kW(5.5kW)・4P
回転刃/回転径 6枚/φ600mm
回転数 15~25rpm
カッタハウス寸法 1,000×600mm
本体寸法 W1,390×H2,800×L1,950mm
参照元:日本シーム公式HP(https://www.nihon-cim.co.jp/product/crusher/megashark.html

双竜シリーズ

樹脂団子やパレットなどの硬質プラを
二軸で粗破砕する中型破砕機

樹脂団子やパレットなどの硬質プラスチックのほか、廃家電・木材・紙まで粗破砕できるシリーズです。低速の二軸回転で異物が混ざった混合廃棄物も処理できるため、粗大プラスチックを保管しやすいサイズへ減容したい現場に向いています。

代表モデルのスペック

製品名 双竜(そうりゅう)
分類 二軸破砕機
主な処理対象 樹脂団子・パレットなどの硬質プラスチック/廃家電/木材/紙など
動力 45kW・6P・200V
回転刃/回転径 2列×7=14枚/φ480mm
回転数 約11rpm(50Hz)
破砕投入口径 710×900mm
本体寸法 W3,900×H2,500×L1,820mm
参照元:日本シーム公式HP(https://www.nihon-cim.co.jp/product/crusher/crushing.html
処理目的に適した設備を
提案できるメーカーを選ぶ

性能や価格だけでメーカーを選ぶと、設備導入後に「粉砕できない」「修理・保管コストがかかる」などの問題が起こりやすくなります。重要なのは、処理対象物の性状や処理後の活用方法を見据えて提案してくれるメーカーを選ぶこと。
当メディアでは、処理目的ごとにおすすめのプラスチック粉砕機・破砕機メーカーを厳選していますので、比較・検討の材料としてお役立てください。

会社概要

日本シームは、累計3,000件以上の機械導入実績※4があるプラスチック粉砕機・破砕機メーカーです。洗浄脱水機・選別機・分離機・乾燥機・搬送装置・切断機・減容/造粒機などの機械も取り扱っており、プラスチックリサイクルプラントの施工まで一貫対応しています。

※4参照元:日本シーム公式HP|1977年(創業年)~2017年の累計実績(https://www.nihon-cim.co.jp/about-cim.html
会社名日本シーム株式会社
本社所在地埼玉県川口市安行北谷665
設立1979年5月5日
事業内容プラスチック類リサイクルプラント施工・関連機械の製造販売
主要取引先
  • アクトビーリサイクリング
  • タケエイ
  • プリマハム
  • アーステクニカ
  • 大栄環境
  • マテック
  • 有明興業
  • ダイセキMCR
  • 三井化学
  • 伊藤忠マシンテクノス
  • デンソー
  • 三菱ケミカル
  • ヴェオリア・ジェネッツ
  • 東芝環境ソリューション
  • 明治
  • 花王
  • 東洋インキ
  • ヤクルト
  • カゴメ
  • 富山環境整備
  • LIXIL
  • カネカ
  • 豊田通商
  • ロート製薬
  • 関東エコリサイクル
  • 富士エコサイクル
  • JFEエンジニアリング
  • キヤノン
  • 富士重工業
  • ジェイテクト
  • 住友化学
  • HARITA
  • 双日
  • 平林金属
  • グンゼ
  • ブリヂストン
  • グリーンサイクル
  • グリーンサイクル
    システムズ
  • パナソニックエコ
    テクノロジーセンターなど
資本金8,304万円(2020年9月時点※5
電話番号048-298-7700
URLhttps://www.nihon-cim.co.jp/
※5参照元:日本シーム公式HP(https://www.nihon-cim.co.jp/company.html
プラスチック処理の目的別
粉砕機・破砕機メーカー
おすすめ3選
プラスチック処理の主な目的は、以下の3つに大きく分けられます。処理目的ごとにライン構築や設備提案を行っているおすすめのメーカーを紹介しているので、処理後の価値を高めたい方はお役立てください。
リサイクル業者向け
汚れた廃プラスチック
再資源化なら
日本シーム
日本シーム
引用元:日本シーム公式HP(https://www.nihon-cim.co.jp/product/cleaning-crusher/scissors-cutter.html)
再資源化を妨げる
汚れや臭いを除去

洗浄と粉砕を同時に行い、塊をほぐして汚れや水分を飛散させる独自技術※1により、汚れた廃プラを高純度原料へと再資源化。洗浄時に発生する排水の処理設備を含め、プラント全体を支援します。

設備導入前の試験で
汚れが落ちるか評価

年間300件以上のサンプルテスト※2で得たデータに基づき、汚れた廃プラを再資源化できるか導入前に評価。設備投資後に「汚れが落ちず再資源化できない」と判明するリスクを抑えられます。

廃棄物処理業者向け
粗大プラ・混合廃棄物
処分・搬出なら
ウエノテックス
ウエノテックス
引用元:ウエノテックス(https://www.uenotex.co.jp/blog/product1/3571/)
かさばる廃棄物の
搬出作業負担を軽減

粗大プラ・混合廃棄物を、分解せずそのまま投入できる大型破砕機を提供。1.9mサイズを15~30cm程度※3にできるため、トラックへの積み込みや搬出作業の負担を減らせます。

廃棄物の滞留や
ライン停止を防ぐ

1時間あたり最大40tを処理※4できるほか、負荷に応じて回転数・方向を自動制御する機能で噛み込みによる停止リスクを軽減。処理待ちの廃棄物が滞留して保管スペースを圧迫する事態を防ぎます。

射出成形メーカー向け
成形不良品や端材
現場内再利用なら
ホーライ
ホーライ
引用元:ホーライ(https://horai-web.com/products/item_lc-series.html)
バージン材に近い
純度で
再利用できる

成形機から出た単一樹脂が他材料と混ざる前に粉砕できるよう、機械横に設置しやすい省スペース・低振動機などを展開。バージン材に近い純度の再利用で、コスト削減や歩留まり向上を狙えます。

粒ムラによる
成形不良を防止

成形工程別の専用機により、形状・材質が異なる工程端材でも微粉やヒゲの混入を抑制。粒度が安定し、溶融ムラや計量精度のブレを抑えられるため、成形不良防止につながります。

※1参照元:J-PlatPat|特許第7580733号(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/PU/JP-7580733/15/ja
※2参照元:日本シーム公式HP|集計年度記載なし・2026年7月時点の公式HP掲載情報(https://www.nihon-cim.co.jp/lp2/index.html
※3・※4参照元:ウエノテックス公式HP|MGシリーズのスペック(https://www.uenotex.co.jp/blog/product1/3517/